裏木曽天然カブトムシの里

・・・・・産卵後の飼育ケースの準備、飼い方説明・・・

卵から成虫まで育ててみよう。
ここでは、産卵後の飼育について説明します。

成虫が死んでしまったら
卵や幼虫を探してみよう

飼育ケースは、幼虫飼育用に
セットし直そう。
新聞紙などの上に飼育ケース
をひっくり返して、飼育マットの中を
探ってみよう
卵があったら素手でかまわず
スプーンなどで取り上げよう
取り上げた卵は別容器に入れて
おこう
次は幼虫を探してみよう
幼虫も同じようにスプーンで取り上げて
みよう
幼虫は動くので要注意
別容器に入れておこう
これで仕分けはOK!
幼虫用飼育ケース作りに
取り掛かろう

幼虫用マット
を5センチほど入れて
適度な保水をします。

適度な保水とは
軽く握って固まる程度です。
ティッシュペーパーで包んで湿る程度
5センチほどは、強く押し固めます

次に15センチ〜20センチ程
適度な保水をした
幼虫用マットを入れます。
これは、強く押えなくても
よいです。
幼虫を入れます。
幼虫はすぐにもぐります。
次に卵を入れます。
表面にそっと乗せてください。
卵の上に軽くマットを乗せてください
30センチ飼育ケースで
6匹くらいが限界です。
日にちと匹数を記入しよう

置く場所は、北側の風通しのよい
涼しい場所に置いてください。

湿度を保ち、冬は凍らない場所
で保管してください。
春になったら、保湿を忘れないで
ください。


これで完了です。

注意  孵化から蛹になるまでに1匹の幼虫が食べるマットの量は約3リットルです。
     6匹で18リットル食べます。

     幼虫は、食欲旺盛で、たくさん食べて、たくさんのフンをします。
     その為、フンを取り除く事が必要です。
     フンは土より軽いので上に上がってきます。
     ふるい等で取り除き飼育マットを清潔にしてください。
     フンを取り除かないと、黒点病などの病気になります。
     又、成長が遅くなります。

     フンは良質の自然培養土ですので花や家庭菜園にご利用ください。
     
     幼虫は12月の冬眠時期まで成長し、どんどん大きくなります。
     来年羽化する成虫の大きさは、この12月までに幼虫をどれだけ大きく
     育てる事が出来るかで決まります。