カブトムシの幼虫飼育/幼虫飼育ケース編/カブトムシの飼い方説明/裏木曽天然カブトムシの里
 裏木曽天然カブトムシの里
           カブトムシ飼育サポート
 


飼育ケースを使ってカブトムシの
幼虫を育ててみよう。

用意するもの

昆虫マット
(新、森のチップ君 幼虫飼育用5リットルで1ケース分出来ます。)
飼育ケース 
(中型で3頭 大型で6頭位まで)
黒い画用紙
(ケースを巻けるサイズ)
はさみ

   夏も終わり元気な成虫も死んでしまったら
マットの中にはきっと新しい生命が誕生
しています。

そっと成虫を出して幼虫飼育にチャレンジ
してみてください。
   成虫をそっと出して、ケースの底を見てください。
新しい生命、幼虫がいれば、一番底に見える事が有ります。
   ケースをそっとひっくり返してください。
手で掘り返すと、幼虫に傷がついたりして病気の
原因になります。

大きな受け皿に出すのが良いかと思います。

必ず手袋をしてくださいね。

幼虫がいたら、幼虫用に飼育セットを行います。
   幼虫は、幼虫の体に中にある体内細菌で腐葉土を
餌に変えて食べる習性が有ります。
その為、マットを全て新しいものに変えないで、少し
フンを残してあげた方が、幼虫の飼育環境には
良いです。

   新しいマットを入れて底の方は少し固めに押しこみます。
シイクケースの中に変化を与える事で、幼虫は自分の
一番良い場所を探します。
   たくさん幼虫がいたら、ケース分けして飼育します。
匹数が多いと幼虫は自分が生き抜く為に、他の幼虫に
噛みつき殺してしまいます。
シイクケース中で4から6匹がベストです。
   幼虫を入れて、そっと、ふんわりとケースの7分目位まで
新しいマットを入れてください。

乾燥していると、マットを食べませんので、湿度を与える事が
大切です。

目安は、テッシュペーパーで包んで軽く水がしみる程度、
軽く握って固まる程度です。

ビニール袋などで湿度を与えてからケースにセット
してください。
その後は、霧吹きで充分です。与えすぎには注意が必要です。
ケースの底に水たまる様では、幼虫は死んでしまします。
   これで準備は、出来上がりです。
フンは土より軽い為、マットの上の方に出てきますので、
目立ってきたら、フンを取り出して、新しいマットを補充
してください。
   黒い画用紙などをケースの回りに巻くと幼虫の様子が
観察できます。
   蛹は、ケースの底、又はケースの側面の蛹室を作りやすいので
観察しよう。
   成虫になったら、あわてて掘り出さないでください。
体が硬くなって、餌が必要になったら自分でマットの
上に出てきます。

それまで、待ってみよう。
どうしても掘ってみたい場合は、そっとそっと表面から
マットを取り除いてみよう。
蛹室は幼虫の体液で少し固まっていますので、
それを出来る限り壊さないように注意が必要です。

出てきた成虫に餌を与えてね。