裏木曽天然カブトムシの里
 幼虫・成虫の飼い方説明書
  
 
 
幼虫1頭入り容器での飼育方法(当店発送用のオリジナル容器)     
容器を画用紙等で覆うと幼虫→蛹→成虫まで観察できます。
容器の中の昆虫マットは、幼虫の飼育条件に合わせて、最適に加水して
有りますので、お手元に届いた容器でそのまま飼育できます。
蓋を開けて空気を入れたり、マットの加水をする必要は有りません。
※容器の側面は柔らかい為、蛹化の際には、ふたの縁を持って持ち上げてください。  
カブトムシの幼虫、成虫は夜行性なので、夜になると容器の中を動き回ります。  
カブトムシの観察時間帯は、日暮れから夜間が最適です。
黒い画用紙等を巻いておくと、幼虫は写真の様に、容器の外から見える所に
出てきます。5月~6月中旬にかけて、蛹化が始まり、7月初旬から羽化します。
蛹化の際に、蛹室が崩れた場合は人工蛹室を作ります。
人工蛹室の作り方は、http://www.urakiso.comをご参照ください。
   
羽化したら飼育ケースを準備しよう  
成虫になったら、出来る限り大きな飼育ケースに移しましょう。     
ケースが小さいとカブトムシが飛んだ時、羽根を傷めたりする事があります。
飼育ケース内に万一コバエが発生する場合、台所用ラップに
爪楊枝で1センチ間隔で穴を開けて蓋に挟んでコバエを防止します。
 
昆虫マットの選び方  
・針葉樹マットの特徴  
針葉樹マットは観賞を目的として飼育するマットで産卵しません。  
昆虫特有のダニ(人体には影響有りません)も発生しない為、清潔に飼育出来ます。  
ケースの底に加湿して3センチ程敷き詰めます。  
・落葉樹マットの特徴  
産卵を目的として飼育する場合に使用します。  
飼育ケースの底に5センチ程入れます。  
(新、森のチップ君産卵用マット お問い合わせ090-6599-2332吉村迄)  
・マットの加湿方法   
霧吹きなどを使用し、手で軽く握って固まりになる位まで加湿します。  
乾燥したマットにはカブトムシは産卵しないので、特に産卵目的の場合は、  
加湿状態に注意が必要です。加湿のしすぎに注意しましょう。  

止まり木、天然木皮  
止まり木、天然木皮は、ひっくり返ったとき起き上がるための足場になるので  
必ずセットしてください。  
カブトムシは止まり木等の足場が無いと、仰向けから起き上がる事が出来ません。  
仰向けのままですと、体力が無くなり、1日で死んでしまう事が有ります。  
止まり木は、出来る限りカブトムシの爪が引っ掛かり、つかまり立ち出来る  
しっかりしたものを選びます。抱え込んでしまう様な軽くて小さなものは避けます。  
 
オスとメスの最適飼育数  
オスメスの割合は、オス1匹、メス2匹が理想です。  
多数飼いする場合もこの割合が最適です。喧嘩も少なく、  
餌場の争いも少ない為、カブトムシを安全に飼育できます。  
又、産卵目的にも最適な飼育数です。  
長生きを目的とする場合は、1匹ずつ分けて、交尾させないように飼育します。  
飼育ケースを置く場所  
飼育ケースの温度が、上がりすぎるとカブトムシが弱ってしまうので  
直射日光が当たらない風通しの良い日陰に置く。  
 
餌について  
餌は、昆虫ゼリーや果物を与えます。  
昆虫マットの上に直接置くと、ケースの中が汚れてしまうので、餌皿などを  
使用しましょう。  
昆虫ゼリーは、1匹につき1個、果物を与える場合は、リンゴが一番良い。  
バナナは飼育ケースが、汚れやすい事とコバエが発生しやすい為、お勧め  
出来ません。  
スイカやメロンは、水分が多く、カブトムシが下痢を起こすので与えない  
ほうが良いです。
昆虫ゼリーは、3日に一度交換する、果物は腐りやすいので毎日取り替える。  
 
飼育方法等ご不明な点などございましたらどうぞお気軽にご連絡ください。  
※容器で飼育の場合、マットの量が容器の3分の2以下になった場合は、  
マットの補充が必要となります。  
 
お問い合わせ先  
裏木曽天然カブトムシの里  
岐阜県中津川市下野328-7  
電話 0573-72-4335  
携帯 090-6599-2332